小説の浮かぶ空

日々読んでいく小説の感想を自由気ままに綴っていきます。

僕は君を殺せない  長谷川夕 著

 

僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)

僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)

 

 

あらすじ

”夏、クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加し、最悪の連続猟奇殺人を目の当たりにした『おれ』。最近、周囲で葬式が相次いでいる『僕』。――一見、接点のないように見える二人の少年の独白は、思いがけない点で結びつく……!!すべての始まりは、廃遊園地にただよう、幼女の霊の噂……?誰も想像しない驚愕のラストへ。二度読み必至、新感覚ミステリー!!”

 

The First Line

”たとえばドラマや映画などで、高いところから吊るされた、首吊り死体を見るときがあるでしょう。”
”昨日の晩、天気予報を見たときから、今日は朝からお風呂場の掃除をしようと決めていました。”
”それを視界の端に捉えたとき、私は最初、花びら、と、思った。”

 

長谷川夕著、「僕は君を殺せない」を読みました。

 

 

親の本棚から取ってきた小説。

僕の集中力不足か読解力不足か、はたまた小説そのもののせいかはわからないけれど、まったくもって内容を理解できなかった。序盤の話の流れからオチまで、結局のところどんな話やったんやろか。

たしかに普通のミステリー小説とは異なる体裁ではあったけれど、そこにインパクトがあるかと言われたら微妙なところ。これはホラーですか?それともミステリーですか?僕にはわからない。

最初の、連続猟奇殺人に関してやけれど、慣れもあってか全然味気なかった。表現するなれば、サラサラ。

二度読みしたら理解が深まるかもしれないけれど、読む気にはなれない。でも、好きな人にはしっくりくると思うので、ぜひ読んでみてくださいな。

 

 

好み: ★☆☆☆☆☆