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小説の浮かぶ空

日々読んでいく小説の感想を自由気ままに綴っていきます。

星の王子さま  サン=テグジュペリ 著

サン=テグジュペリ

 

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)

 

 

あらすじ

”砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。”

 

The First Line

”僕が六歳だったときのことだ。”

 

サン=テグジュペリ著、「星の王子さま」を読みました。

 

 

不朽の名作、ついに手に取る。

とても深い。すごく考えさせるものがあるし、これがあえて大人向けであるのも納得できる。でも、僕はたぶんメッセージの半分も読み取れてないと思う。何年もかけて何度も読むことで、やっと理解できる本やと思うからここで完結せんとまた読みます。

”いちばんたいせつなことは、目に見えない。”物事を心で見るか頭で見るか、ここが大人と子どもの大きな違いで、だからこそ大人はしばしば本質を見失って迷う。そして、有能と思い込むことで武装する。

もっと考えない人間になりたかった。素直になりたかった。大人になりすぎた。もう手遅れ。僕が過去にこだわって生きているのは、ここが源なんかもしれない。

なついたときの悲しさは僕にも身に覚えがあるし、だからこそきつねの件が特に心に響いた。

この本が世界的にこんなにも有名で、こんなにも多くの人が読んでいるはずやのに、世界がこんなにも歪んでいるのは、なぜだろう。

 

 

好み :★★★★★★