小説の浮かぶ空

日々読んでいく小説の感想を自由気ままに綴っていきます。

公開処刑人森のくまさん 堀内公太郎 著

あらすじ

公開処刑人「森のくまさん」。犯行声明をネットに公表する連続殺人鬼だ。捜査本部は血眼で犯人を追うが、それを嘲笑うかのように惨殺は繰り返され、世間は騒然となる。殺されたのはレイプ常習犯やいじめを助長する鬼畜教師など、指弾されても仕方ない悪党ばかりで、ネットには犯人を支持する者まで出始めていた。一方、いじめに苦しみ、自殺を図ろうとした女子高生の前に、謎の男が現れ……。”

 

The First Line

“「ある日」

軽快な調子だった。”

 

堀内公太郎著『公開処刑人森のくまさん』を読みました。

 

 

サイコ的な小説読みたいな思って、実家の本棚から取ってきた。

冒頭ですでに5人殺されてて、あれ?って思った。そして、その経緯とか次の事件とか進んでいくけれど、結末は僕の嫌いなアクションパターン。少し興ざめ。

そして、登場人物の名前がややこしい。特に、女性の名前が似てて、ごっちゃになる。

確かに殺人はダメやけれど、このサイコの動機は全否定できない自分はいる。もっとみんなまともに生きたらいいのにと平和に考える。

 

 

好み: ★★☆☆☆☆

 

公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)