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小説の浮かぶ空

日々読んでいく小説の感想を自由気ままに綴っていきます。

サヨナライツカ  辻仁成 著

 

サヨナライツカ (幻冬舎文庫)

サヨナライツカ (幻冬舎文庫)

 

 

あらすじ

”「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる。私はきっと愛したことを思い出す」。”好青年”とよばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。そこから始まる激しくくるおしい性愛の日々。二人は別れを選択するが二十五年後の再会で……。愛に生きるすべての人に捧げる渾身の長編小説。”

 

The First Line

”第一印象は信用できない。”

 

辻仁成著、「サヨナライツカ」を読みました。

 

 

愛について考えさせられた。年を重ねれば重ねるほど味がわかる物語やと思う。

一見すると不倫を描いていて不純かもしれんけど、第2部の25年後のお話があることで全体がすごくきれいで純粋さが活きている。時って、残酷でもあり美しくもある。

不倫って世間では汚らしくて許されないものとされているけど、そこにも物語は存在するから一概に僕は否定することができない。どれだけ年を重ねてパートナーがいたとしても、愛に触れられていることはすごく素敵なことやと思う。愛の方向を考えなあかんけれども。

僕はまだ本当の愛に出会えてないんやろな。「死ぬとき、あの人を愛したことを思い出す」と言えるような愛に出会いたいですね。

 

 

好み :★★★☆☆☆