小説の浮かぶ空

日々読んでいく小説の感想を自由気ままに綴っていきます。

死者の学園祭  赤川次郎 著

 

 

あらすじ

”三人の女子高生は狂喜した。好奇心と冒険心の強い年頃の彼女達にとって、立ち入り禁止の教室を黙って探検するするのはたとえようもないスリルなのだ。だが、彼女達の背後の冷酷な視線に……。そして、一人一人彼女達はこの世から姿を消した――。学園に忍びよる恐怖の影!「絵と宝石」隠された謎とは?可愛らしく好奇心の旺盛な17歳の名探偵真知子を主人公に、学園の友情、愛、青春を描くサスペンスミステリー。”

 

The First Line

”「真知子、ねえ、真知子。――ここよ、ここよ!」”

 

赤川次郎著、「死者の学園祭」を読みました。

 

 

中学生ぶりに赤川次郎さんの小説読んだ。軽いタッチの文章ですらすらと読めた。

物語らしい物語。お金持ちの娘で、父親は学園の理事。身近に次々と事件がおきて、探偵役に。そしてボーイフレンドとも出会う。

事件解決と思いきや、話は思わぬ方向へ。話はただの殺人事件だけではなかった。けど、ちゃんと話が一貫されてるから納得。

高校生で結婚を意識するってすごいな。この物語が書かれた当時では、珍しいことではなかったんやろか。

 

 

好み :★★★☆☆☆