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小説の浮かぶ空

日々読んでいく小説の感想を自由気ままに綴っていきます。

新釈 走れメロス 他四篇  森見登美彦 著

 

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

 

 

あらすじ

”芽野史郎は激怒したー大学内の暴君に反抗し、世にも破廉恥な桃色ブリーフの刑に瀕した芽野は、全力で京都を疾走していた。そう、人質となってくれた無二の親友を見捨てるために!最強の矜持を持った、孤高の自称天才が歩む前代未聞の運命とは?近代文学の傑作5篇が、森見登美彦によって現代京都に華麗なる転生をとげる!こじらせすぎた青年たちの、阿保らしくも気高い生き様をとくと見よ!”

 

The First Line

”京都吉田界隈にて、一部関係者のみに勇名を馳せる孤高の学生がいた。”
”あの映画「屋上」は上映前から話題になっていた。”
”芽野史郎は激怒した。”
”京都には桜の名所がいくつもあります。”
”それは私が大学4回生の夏のことだ。”

 

 

 

森見登美彦著、「新釈 走れメロス 他4篇」を読みました。

 

 

相変わらずの滑稽さ。ほんまにおもしろかった。

笑い7割、でも後の3割に切なさや愛らしさがしみじみと含まれている。舞台は関西やのに、関西弁使わずにあえて古風な標準語用いられてるところが、またいい自虐感を出してて物語全体の滑稽な雰囲気作ってる。

京都によく行くからかな、森見さんの作品読んでるといつも以上に情景がはっきりと浮かんでくる。滋賀に住んでてよかった。より楽しめる。

彼らの学生生活と比べたら、僕のは平凡極まりない。もっと道それてもよかったかな。

 

 

好み :★★★★★★