小説の浮かぶ空

日々読んでいく小説の感想を自由気ままに綴っていきます。

2017-07-30から1日間の記事一覧

六の宮の姫君 北村薫 著

あらすじ ”最終学年を迎えた《私》は卒論のテーマ「芥川龍之介」を掘り下げてく一方、田崎信全集の編集作業に追われる出版社で初めてのアルバイトを経験する。その縁あって、図らずも文壇の長老から芥川の謎めいた言葉を聞くことに。《あれは玉突きだね。………