小説の浮かぶ空

日々読んでいく小説の感想を自由気ままに綴っていきます。

2017-05-21から1日間の記事一覧

白いへび眠る島  三浦しをん 著

あらすじ ”高校最後の夏、悟史が久しぶりに帰省したのは、今も因習が残る拝島だった。十三年ぶりの大祭をひかえ高揚する空気の中、悟史は大人たちの噂を耳にする。言うのもはばかれる怪物『あれ』が出た、と。不思議な胸のざわめきを覚えながら、悟史は「持…