小説の浮かぶ空

日々読んでいく小説の感想を自由気ままに綴っていきます。

2017-02-18から1日間の記事一覧

失はれる物語  乙一 著

あらすじ ”目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニストの妻はその腕を鍵盤に見立て、日日の想いを演奏で伝えることを思いつく。それは、永劫の囚人と…